こんにちは!
ハッピースマイル南堀江です🐣
今日はハッピースマイル南堀江の言語聴覚士から
言語療育についてお伝えしたいと思います😊♪
今回はお家でも使える”声かけ”についてです🗣️🥕
声かけといっても、様々な場面が溢れていて、
「何が正解だろう?」と感じられることも
多いかもしれません。
もちろん、正解はありません。😌
ですが、私たちができることとしては、お子様が「何を伝えようとしているのか聴いてあげること」になります☝️💫
前回(先週)はまだ発語がないお子様編についてお話しました!
今回は発語が出始めてきたお子様、既にお話ができる段階のお子様編としてお話していきます!🍀
発語といっても、1語文、2語文、3語文から、助詞を用いた単文〜文章など、様々なレベルがあります。
文レベルともなると、発話と呼ぶほうが正しいかもしれませんね、、、😂
発語が出始めてくると、知っている単語を用いて、「ママ」「チリンチリン」「ブーブー」などの名詞の発語があるかと思います。
例えば、親子関係で、「ブーブー」と言う=”車の玩具で遊ぶ”というやりとりが成立しているとします。
👶🏻「ブーブー」
👩🏻「ちゃんとお口で言えたね!素敵!☺️」
と、きちんと言葉で意思を伝えたことを褒めてあげます。
その後、
👩🏻(玩具を指差しながら)「ブーブー ほしい?」
👩🏻(玩具を渡しながら)「くるま どうぞ」
👩🏻(子どもと横並びに座って)「ブーブー で 遊ぼっか!」
というように、共通で認識している「ブーブー」という言葉を”繰り返して使い”
言えたことをさりげなく肯定しながら、
その名詞をどのように使うのか、
大人の動きを見せて合わせながら
動詞や形容詞を一語プラスしてあげると、とても良いです!👌
お子様の調子に余裕がありそうであれば
“成人語”(ここでおける「車」)を用いて会話に入れてみて意味が同じであることを聞かせるといいかもしれません☺️
また、この場合であれば、
家の窓から見える車を一緒にみて、
👩🏻「○○くんのブーブーと同じだね!」
と、ものを実物と並べてみるのもいいかもしれません。
「同じ」という言葉より
「一緒」という言葉の方が入りやすければ、
玩具の車と本物の車を交互にゆびさしながら、
👩🏻「ブーブー、一緒一緒だ!」と、
言って聞かせたい言葉を反復して用い、
強調するのもひと工夫になるかもしれません☺️
1語文から2語文へ
2語文から3語文へと
話せる文単位が増えていくのは時間がかかり、
個人差もあるものです。
発語をより増やすには、言葉の意味を理解することが必要になってきます。
音を聴いただけでは理解したことにはならないので、
まず、物には名前があること(ラベリング)、
どのようなものなのか(意味)、
それに対する感情など、
様々な言葉を単語のレベルで一つ加えてあげると
言葉としての理解ができ、お子様の頭に残るでしょう。
まずは、今の発語の長さが何語文の長さが多いのかをよく聴いてあげて、
このレベルなら理解ができると大人側が把握すること、
多語文が増えてきたのであれば、
助詞を含んだ話し方を増やし、
正しい助詞の使い方を聴かせてあげることで
少しずつステップアップに繋がるでしょう。
この時、伸ばすために大切なのは、
*繰り返し話すことを強要し過ぎないこと
→多少は大丈夫ですが、やり過ぎると発話意欲が下がる要因となります
*いつもより長く話せたことを大人が繰り返して言い、「○○ ○○って言えたね!すごくわかりやすかったな〜!」と肯定しながらこちら側に伝わったこや感想を伝える
→お子様の、より話したい、伝えたいという気持ちを刺激します!
*赤ちゃん発音で繰り返さない
→お子様のお悩みでよくある「発音の不明瞭さ」ですが、語彙をまだ少なくしか持たない子どもにとって、発音の不明瞭さはあって当然のことになります。
ここでいけないなのは、「○○でちゅよ」「おもちゃちたかったんだ〜」というような赤ちゃん発話で音を繰り返してしまうこと。
大人がすることにより、お子様にはそれが正しい発音だと覚えてしまう為、年齢が高くなってもあえて赤ちゃん発音を使ったりしてしまう要因の一つともなりえます。
繰り返す際には、正しい発音を使うようにしてください!
「ブーブー」や「パンパン」などの、
幼児語や擬音語は、お子様にとって理解がしやすいため、たくさん使って行ってあげてくださいね🥰
今回は、発語をさらに伸ばすための声かけについてお話しました!
長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました💐
ハッピースマイル南堀江では、随時、
見学・体験を受け付けています♪
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